出ポタ記

日々思ったことの日記など

20180911

今日で911テロから17年だったんですね。

当時小学生で、朝起きてリビングへ行ったら

父親がテレビの画面を見たまま

「◯◯、戦争が起きるぞ」って

言ってたのを覚えてる。

たぶん幼心にショッキングだったんだと思う。

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今日は漫画を売りに行った。

ごっそり持っていたのですごく重く、

歩いても行けない距離ではないけど、

渋々電車を使った。

64冊で5000円弱。まぁまぁかな?

その後は立川の方へ行き、買い物して帰宅。

夕飯はラーメン屋で食べました。

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僕は以前立川のディスクユ◯オンで

働いていて、その時一緒に働いていた

2歳年上の女の子の事が気になっていた。

彼女は日本の一昔前のバンドに詳しく、

僕自身彼女からいろいろな音楽を教わった。

美人で背が高くお人好しで、男性相手にも

あまり物怖じしない明るい女性だったけど、

好きな男性のタイプは「江戸アケミ」という

ちょっと変わった女の子でした。

というわけで彼女が特に好きなバンドも

例に漏れず「JAGATARA」だった。

この当時ユ◯オンでは、

名札と店頭に店員の自己紹介文と

オススメの1枚の写真を掲載する、という

試みを行っていた。

僕は確か「シューゲイザーギターポップ

炒飯が好きです!」という

クソみたいな自己紹介文にAdorableの

「Against perfection」の写真を添えて

店長に提出した。

Against Perfection

これによって西東京のヘンな音楽オタクの客に

イチャモンをつけられて色々面倒くさい事に

なったりもしたが、その話はまたいずれ。

話が脱線してしまいました。

それでやっぱり好きな人はどんなアルバムを

選んだのかが気になるもので、その女性に

直接聞いてみると「じゃがたらってバンドの

『君と踊り明かそう 日の出を見るまで』

ってアルバムだよ」と言う。

君と踊りあかそう日の出を見るまで

このアルバムは80年代に法政大学の学祭で

行われたライブの音源とその一年後くらいに

行われたライブの音源がまとめて入ったアルバム。

とにかくこのアルバムがすごいところは、

Vo.江戸アケミが既に精神的に異常をきたして

いるにもかかわらず、ステージで歌っている

というところ。もはや狂気のドキュメンタリー

といった感じで、呂律が回ってなかったり、

歌のテンションが異常だったり、

少なくともまともな精神状態の

人間の行えるパフォーマンスではないな、

というエネルギーがひしひし伝わってくる、

本当にヤバいライブ音源なんです。

このバンドの呪術的な音楽性と相まって、

宗教の会合現場みたいな、ヘンな怖さがある。

「私、出勤したくない時は朝からこれ聞くんだ」

って彼女は言ってました。すごいこわい。

なおアルバムには「黒い種馬」という

会報?みたいなやつが同梱されていて、

そこには江戸アケミがおかしくなった経緯や

その後バンドが辿った道が倩と書かれている。

バンドの内情をさらに詳しく知るには、

必携のアイテムといえる。

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その子とはもう疎遠になってしまったけど、

立川に行く道すがら、久しぶりに

このアルバムを聴いてその事を思い出した。

記憶と違わずかっこいいアルバムだった。

明日もがんばって生きようと思う。