出ポタ記

日々思ったことの日記など

20181031

せっかく決まっていた内定先に断りの電話を入れた。

理由は単純で、今応募している仕事の方が興味が強かったから。

期日ギリギリまで悩んで結局リタイアする旨の連絡をしたら、案の定電話口で怒られた。

転職エージェントの人は呆れていた。

そりゃそうだ。

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でも正直まだ採用されるか分からない仕事より、内定が決まっていた仕事の方を選ぶべきだったと思う。

断った今でもそれだけは間違いない。

面接の際「今バンドをやっている」という話をしたら、勤務形態は個々の人ごとに合わせてあげられるよ、という超優良企業だった。

それほど規模の大きくない会社だったけど、いやその規模だったからこそできることだったのだろう。

社員に合わせて勤務形態を考えてくれる会社なんてそうはない。

電話を切ったタイミングですでに後悔してたもん。とうとう言ってしまった…と。

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以前ユニオンでバイトしていた時に、好きなことを仕事をすることが必ずしも幸せだとは限らないんだ…と気づかされてから、色々と僕は臆病になってしまった。

それまでも臆病だったけど、それに輪をかけて臆病になってしまったと思う。

人間、何が1番つらいって、好きなことで挫折することが1番辛いに決まっている。もう挫折したくない。

失敗したくない、恥をかきたくない。

だから興味があるからって、仮に今応募している企業で内定を貰ってもうおまえは本当に頑張れるのか?また逃げ出すんじゃないか?…という思いもある。

それだったら、自分にできる仕事、向いている仕事をまず探すべきなんじゃないか?

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僕は今年26。

30まで生きるか死ぬかは別として、そろそろどこかの会社でひとまずは安定するべきだ。

今の時代は昔ほどキャリアに厳しくない。その気になればいくらでも転職はできるし、何回だってやり直すチャンスはある。

でもそれは「恥をかくことを恐れなければ」という条件つきで。

「自己評価は低いくせに他人の評価は異常に気にする」という自意識が捻れた人間にとって、恥をかくことは恐ろしいことだ。気が狂ってしまう。

でもそれって結局、広い目で見ればただの甘えでしかない。現にどんな人も、生きていくうえでどこかしらで折り合いをつけているではないか。

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僕はいつも問題を先延ばしにして、刹那的な幸福に捉われてばかりいる。10代の頃からずっとそうだ。

いつだって信号が点滅しだしてから慌てて走りだして、結局渡りきれないような人生だ。

もうそろそろそんな生き方からは卒業したい。

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昨日Amazonに出費されていたCDを

買いに行ったら目の前で売れてしまった。

SeefeelのQuiqueという作品です。

Quique

どうしても欲しいので、もしどこかで見かけた際にはご一報いただけたら幸いです。