出ポタ記

日々思ったことの日記など

雑記107

今週の月曜日に下北沢ERAで「大学生です!!初ライブです!!!」というバンドと対バンしたが、何から何まで眩しく「ヒィ…ヒィ…」と悲鳴めいた小さな声をあげながらライブを観た。初々しさもあったが、勢いがありかっこよかった。

ギターの人が洋楽好きらしく、1人だけ2畳ぐらいあるエフェクターボードを踏み分けながら、曲によってシガーロスのようにボーイング奏法をしたりジョニーグリーンウッドのように即興でノイズを出したりしていた。

バンドの音楽性が極めてオーソドックスな10年代以降のギターロック(indigo la Endのような音楽、川谷絵音が自分にとってバンドサウンドの絶対的な指針…とMCで話していた)だった分、多少バンドからは浮いてはいたものの、それはそれで個性になりうるようなステージになっていた。

今の大学生にとって「かっこいい」と言えるバンドサウンドはこんな感じなんだなぁ、と思った。

 

30過ぎた人間が同じことをバンドでやってMCで話せば「おい、キ印か?テメーは真面目に働け。そして結婚しろ。家庭を持ち、妻子を養え。このクズ」と思われるだろう。

若さはすげぇ。なんも関係ないんだもん。そんなこと。

若さって、絶対的な権力だな。