出ポタ記

日々思ったことの日記など

20181019

今日はCDを売ってきた。

いよいよ大事にしていたコレクションの

切り崩しにかかっている。

CDの多くはだいたい20〜22の頃に

ユニオンやレコファンに通い詰めて買った物。

1枚1枚に思い出があって、不思議と買った時や

見つけた時のことを覚えている。

そして、そのCDたちはみんな

買ってからずっと大切にしまってきた。

でも聴かれることなく棚の奥に眠り続ける事と

誰か必要な人の手に渡ること、どちらが

そのCDたちにとって幸せだろう?

と思った時に、それは絶対に後者だと思う。

お金に困っていることはもちろん事実だけど、

そういう思いが、僕がコレクションを手離す

決断の決定打になった。

どうか必要としてくれる人の元へ

届きますように。

CDはやっぱり聴かれてこそだもんね。

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ぼくは無宗教なんだけど、アニミズム

信仰している。

いや、信仰している…というと大袈裟かも。

でも大事にしている物にはちゃんと

心が宿るんじゃないかな、という思いがある。

だから昨晩1人でCDを整理しながら

1枚1枚、もう一度聴いてあげられなくて

ごめんね…という気持ちになった。

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大事にし続けてきたものを、いつまでも

変わらず大事にし続けることは、

簡単なようですごくすごく難しいね。