今日はCDを売ってきた。
いよいよ大事にしていたコレクションの
切り崩しにかかっている。
CDの多くはだいたい20〜22の頃に
ユニオンやレコファンに通い詰めて買った物。
1枚1枚に思い出があって、不思議と買った時や
見つけた時のことを覚えている。
そして、そのCDたちはみんな
買ってからずっと大切にしまってきた。
…
でも聴かれることなく棚の奥に眠り続ける事と
誰か必要な人の手に渡ること、どちらが
そのCDたちにとって幸せだろう?
と思った時に、それは絶対に後者だと思う。
お金に困っていることはもちろん事実だけど、
そういう思いが、僕がコレクションを手離す
決断の決定打になった。
どうか必要としてくれる人の元へ
届きますように。
CDはやっぱり聴かれてこそだもんね。
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信仰している。
いや、信仰している…というと大袈裟かも。
でも大事にしている物にはちゃんと
心が宿るんじゃないかな、という思いがある。
だから昨晩1人でCDを整理しながら
1枚1枚、もう一度聴いてあげられなくて
ごめんね…という気持ちになった。
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大事にし続けてきたものを、いつまでも
変わらず大事にし続けることは、
簡単なようですごくすごく難しいね。