出ポタ記

日々思ったことの日記など

20180906

一昨日は関西に台風が来て、

今日は北海道に地震

平成の終わりに向かってスパートを

かけてるようでなんだか不気味ですね。

どうか皆さん、ご無事でありますように。

今日は一日横になっていました。

最近はYouTubeで、

昔の「週刊ストーリーランド」や

陣内智則のネタを見て過ごすのにハマっている。

なんか面白い動画があったら教えてね。

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Led zeppelinというバンドがいるんですよ。

イギリスのバンドでは、

多分ビートルズの次ぐらいに有名かな?

よく人とこのバンドの好きなアルバムの話になると

だいたい1枚目(下記の画像上)か、4枚目(下記の画像下)

をあげる人が多いかなぁという印象です。

1枚目のアルバムはツェッペリンのモチーフである

飛行船をそのままジャケットに使用していて、

ある意味このバンドといえば、

このアルバム、という感じですね。

Led Zeppelin

Led Zeppelin IV [REMASTERED ORIGINAL1CD]

で、僕はというと5枚目の「聖なる館」という

アルバム(下記の画像)がすごく好きなんですけど。

聖なる館

Led zeppelinって一般的には

ブルースを白人的に再解釈したバンドとして

有名だと思うんですね。

元々黒人の音楽だったものを、

「ハードロック」という形に翻訳し、

その音楽性を確立し、あまつさえ

流行らせてしまった、というのは

このバンドが成し遂げた偉大な功績です。

で、その彼らの音楽性が1つの完成形を迎えたのが、

上記の4枚目のアルバムにあたるのではないかと。

つまり僕のあげた「聖なる館」は彼らが

音楽性に一区切りつけた直後のアルバム。

世間的には波に乗りまくって、さて今度は

一体どんな音楽を聴かせてくれるのか?というと、

これがより音楽的ルーツへと近づいていくような

土俗的でアーシーな音楽だったわけです。

しかしその引き出しが、

明らかに前4作とは一線を画しているんですね。

もちろんそれまでと同様に、

ソウル/ブルースを切り取って解釈したような

部分も健在ではあるんですが、とにかく表現が多彩。

特にリズムに関しては並々ならぬ拘りを感じます。

中にはシンコペーションを多用した曲や

変拍子の曲なんかもあって、

少なくとも所謂”白人ノリ”だけの音楽ではなく、

今の耳で聴いてもかなり面白い音楽だと思います。

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これは完全に余談ですが、

ヤマジカズヒデ率いるdipの初期作品

dip」に収録された「稀有」という曲は

本作の「Dancing days」という曲を

大胆に引用している他、

同じくdipの「Love to sleep」収録の

「My sleep stays over you」では、

本作の冒頭を飾る「The songs of remains same」

のオマージュである事が本人の口から明かされています。

また、dipの元メンバー・イズミコウジロウ率いる

エレキブランの1枚目(通称:トマトアルバム)に収録された

「Pain candy」は、曲調や曲間のギターソロからも

同じく「The songs of remains same」の影響を

感じられることから、この頃dip界隈では

このアルバムが流行ってた事が考えられます。

以上、長々となりましたが日記でした。