一昨日は関西に台風が来て、
今日は北海道に地震。
平成の終わりに向かってスパートを
かけてるようでなんだか不気味ですね。
どうか皆さん、ご無事でありますように。
今日は一日横になっていました。
最近はYouTubeで、
昔の「週刊ストーリーランド」や
陣内智則のネタを見て過ごすのにハマっている。
なんか面白い動画があったら教えてね。
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Led zeppelinというバンドがいるんですよ。
イギリスのバンドでは、
多分ビートルズの次ぐらいに有名かな?
よく人とこのバンドの好きなアルバムの話になると
だいたい1枚目(下記の画像上)か、4枚目(下記の画像下)
をあげる人が多いかなぁという印象です。
1枚目のアルバムはツェッペリンのモチーフである
飛行船をそのままジャケットに使用していて、
ある意味このバンドといえば、
このアルバム、という感じですね。
で、僕はというと5枚目の「聖なる館」という
アルバム(下記の画像)がすごく好きなんですけど。
Led zeppelinって一般的には
ブルースを白人的に再解釈したバンドとして
有名だと思うんですね。
元々黒人の音楽だったものを、
「ハードロック」という形に翻訳し、
その音楽性を確立し、あまつさえ
流行らせてしまった、というのは
このバンドが成し遂げた偉大な功績です。
で、その彼らの音楽性が1つの完成形を迎えたのが、
上記の4枚目のアルバムにあたるのではないかと。
つまり僕のあげた「聖なる館」は彼らが
音楽性に一区切りつけた直後のアルバム。
世間的には波に乗りまくって、さて今度は
一体どんな音楽を聴かせてくれるのか?というと、
これがより音楽的ルーツへと近づいていくような
土俗的でアーシーな音楽だったわけです。
しかしその引き出しが、
明らかに前4作とは一線を画しているんですね。
もちろんそれまでと同様に、
ソウル/ブルースを切り取って解釈したような
部分も健在ではあるんですが、とにかく表現が多彩。
特にリズムに関しては並々ならぬ拘りを感じます。
中にはシンコペーションを多用した曲や
変拍子の曲なんかもあって、
少なくとも所謂”白人ノリ”だけの音楽ではなく、
今の耳で聴いてもかなり面白い音楽だと思います。
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これは完全に余談ですが、
「dip」に収録された「稀有」という曲は
本作の「Dancing days」という曲を
大胆に引用している他、
同じくdipの「Love to sleep」収録の
「My sleep stays over you」では、
本作の冒頭を飾る「The songs of remains same」
のオマージュである事が本人の口から明かされています。
エレキブランの1枚目(通称:トマトアルバム)に収録された
「Pain candy」は、曲調や曲間のギターソロからも
同じく「The songs of remains same」の影響を
感じられることから、この頃dip界隈では
このアルバムが流行ってた事が考えられます。
以上、長々となりましたが日記でした。